天体望遠鏡の選び方!おすすめはビクセン ポルタシリーズ!大切なのは倍率ではない?!
子供の興味はどこに向くかはわかりませんよね?
息子もここまでいろいろなことに興味をもってきました。
なかにはもう忘れ去られている物や、いまだにこだわりを持っている物などなど・・・
その興味が将来の考え方や場合によっては人生の方向性も決まってしまうかもしれないと思うと親としていろいろ考えてしまいますよね?
物を買い与える場合は、なるべくいいものを使ってもらいたいと思っています。
私たちが住んでいるところは、都会ではないですが田舎でもないところです。(田舎寄りではあるかも)
夜空を見上げると、比較的明るい星あらば見えるところです。
天気の良い日に太陽が沈むころ、富士山のシルエットや1番星と言われる金星などならば目視できるような環境です。
妻が学生の頃、天文部に所属していたことや、私も子供の頃に天体に興味をもっていたことから良く夜空を見上げて星を見ているのを見ていたせいか、息子も星に興味をもったようです。
星空に興味をもった息子は誕生日プレゼントには望遠鏡がほしい!といったので早速、どんなものが良いか調べることにしました。
金額を出せば、高性能で遠くまで見ることが出来る機器を購入することは可能ですが、予算は決まっているしそこまでの高性能を必要とするかというとそうでもないので、初級者入門編としてちょうどいいものを探すことにしました。
望遠鏡選びで大切と言われるのは、倍率ではない!ということです。
良く分からないので、表現上分かり易い倍率という言葉にひかれますが、大切なのはレンズの大きさ(口径)です。
レンズが大きいと、たくさんの光を集めることができます。
星の光は淡いですから、たくさん光を集めた方がよく見えるのです(この光を集める能力を「集光力」と呼んでいます)。
たくさん光を集めれば、望遠鏡が作り出す像も明るくなるので、倍率を高くすることができますし、天体望遠鏡の倍率は、接眼レンズというレンズを交換すれば、ユーザーが自由に変更可能です。
なので購入するときに倍率は、それほど気にする必要はないということになります。
天体望遠鏡はその光の集め方によって、大きく2つに別れていて、「屈折式」と「反射式」というものがあります。
天体望遠鏡を選ぶ上で、迷うのがこの形式の違いで、 どちらのタイプも一長一短がありますので、特徴を見ていきましょう。
屈折式望遠鏡
屈折式は望遠鏡と言われて一番にイメージする筒の長いタイプのもので、光を集めるのにレンズ(対物レンズ)を使った天体望遠鏡です。
虫眼鏡のような感じで、光を集めるイメージです。
このタイプは最もポピュラーで、初心者からベテランまで人気があります。
望遠鏡が指している向きをイメージしやすいので、初めての方でも取り扱いがし易いのが特徴です。
反射式望遠鏡 光を集めるレンズの代わりに、凹面鏡を使ったタイプの天体望遠鏡です。
放物面鏡と平面鏡を組み合わせたニュートン式が、反射望遠鏡の代表的な形式です。
反射望遠鏡は、屈折式と比べると、大きな口径が安価で手に入りますが、覗き口が望遠鏡の横から出ているので、見ている方向と望遠鏡の向きが一致しないなど、慣れが必要です。
ビクセン ミニポルタ A70f 必要最低限の性能を持っています。
価格:26,308円 |
必要最低限なので、太陽観察のオプションが使えないが残念。
拡張性を考えるのであれば、以下の商品のほうが良いです。
ビクセン ポルタⅡ A80Mf
ビクセン 天体望遠鏡「ポルタシリーズ」ポルタII A80Mf ポルタ2A80MF(送料無料) 価格:44,895円 |
初めての望遠鏡を選ぶポイントは
- 重要なのはレンズの大きさ(口径)
- 倍率は接眼レンズで変更可能
- 扱いやすいのは屈折式望遠鏡
望遠鏡で月をよく見ますが、満月の時よりも少し欠けているときのほうがクレーターなどがくっきり見えます。
太陽が横からあたっている分、クレーターなどの影が出来るのでくっきり見えているのだと思います。
満月の時に見ると、月あかりでさえまぶしく感じます。
その違いの認識するだけでも結構楽しいですし、息子は興奮して見ています。