地域の防災訓練に参加しました!防災拠点とその機能について確認
土曜日に予定りてしていた、地域の防災訓練が日曜日に延期。
金曜日の夜から土曜日にかけて降った雨は、早朝には上がっていたので実施するかなと思ったのですが、割と早くに決断したらしく日曜日に延期されました。
予定はなかったのですが、朝8時45分頃より行動開始だったのでそれなりにあわただしくなりました。
正直言って、担当を引き受けなければ面倒なので参加しないよな~というものですが、参加することによって知ることが出来たこともあったので、良かったと思っています。
小学校が防災拠点
災害が発生した際の拠点は小学校。
我が家は小学校は徒歩1分とかからない場所にあるのですが、今回は訓練ということもあり、集合場所は5分ほどの広場です。
集合場所での説明で、実際に災害が発生した際は学校の近所の人たちはすぐ近くに駐車場があるので、そこを一時避難場所とするということでした。
近年は、災害が有った時に必ず防災拠点に集合し、ライフラインの復旧を待つのではなく、自宅にとどまることが出来ない場合に、防災拠点にとどまるというのことになっているそうです。
3日分の食料、飲料を備蓄しているということですが、この防災拠点を利用するすべての人を賄うほどの量は無いということです。
小学校近辺に働きに来ている人や、たまたまこの付近に訪れている人も受け入れたりするので、各家庭で災害復旧までの期間過ごせるのならば各家庭で完結してほしいということでした。
小学校に到着すると、学校に装備されている災害時に使用する施設の説明が有りました。
まず、水。
22トンの水を備蓄するタンクが有りました。
この水はそこにずっととどまっているのではなく、上水道とつながっており一部は学校の貯水タンクへ流れ飲料水へ、もう一方は備蓄タンクへながれ、備蓄タンクに入っていた水はトイレへつながり使用後に流す水として使用されるというサイクルになっています。
災害時のトイレも紹介されました。
下水管に直結されていて、用を足すとそのまま下に落ち、プールからとった水で、下水管に流すという仕組みでした。
校庭を工事していた時期が有ったのですが、こういうものを設置していたようです。
他にも、災害時に設置される、固定電話が用意されていました。
いままで気が付かなかったけれども、いざという時に、取り付けられるジャックが用意されているのを確認できました。
想像するだけでつらい体育館生活
体育館に入ると、災害時に1人に割り当てられる面積についての説明が有りました。
そのサイズ、1m×2m。
大人の男性が横になったら、荷物が置けないくらいの面積です。
通路や管理スペースを取ると、そこそこ広い体育館でも150人収容できないということが分かりました。
段ボールベッドも体験できました。
お世辞にも寝心地が良いとは言えませんが、体育館の床に直に座ったり寝たりすることを思えば、とても快適な物でした。
実際に、説明を受けたことで、今年、豪雨や地震で避難所で生活をされた方々の不便さやストレスを少し理解することが出来ました。
さいごに
災害はいつやってくるかわかりません。
けれども、備えが有れば災害復旧までの期間を不安を少なく過ごすことが出来るでしょう。
朝から昼まで割と長い時間のイベントでしたが、避難訓練に参加することで、具体的に災害拠点である、小学校にある施設を確認できたのは有意義だったと思いました。