歯と口の健康週間！虫歯にならないためには？歯の磨き方を見直してみよう
６月４日～１０日までは「歯と口の健康週間」ということで、今年のスローガンは「のばそうよ 健康寿命 歯みがきで」ということです。
息子は今、乳歯が順々に抜けて永久歯が少しずつ増えてきています。
当然のことながらこの先の歯は一生ものなので大切にしていかなければなりません。
いい機会なので、虫歯予防や歯の磨き方をいったん見直してみようと思います。
虫歯とは？
虫歯とは、ひとことで言うと酸によって歯が溶かされる病気のことです。
初期の虫歯は見た目にはわかりにくく、痛みがありませんが、進行すると、冷たいものがしみたり、痛みが生じたり、歯に穴が開いた状態になったりします。
チョコレートやキャラメル、アメなどのお菓子に代表される砂糖を含む食べ物と虫歯には、とても深い関係があり、虫歯の原因となるのは、「ミュータンス菌」という細菌です。
この細菌は、口の中に入ってくる砂糖の大好きで、摂取すると活発に働いて歯垢をつくだし、その歯垢の中で酸をつくります。その酸が歯を溶かした状態が虫歯です。
口の中で酸がつくられるまで、少し時間がかかりますので、早めにうがいや歯を磨くなどして、虫歯の原因を取り除くことが、虫歯予防には最も効果的。
虫歯はなってから治すのではなく、なる前に予防することが一番大切です。
虫歯にならないためには？
虫歯予防や口腔内を清潔に保つために一番に考えられるのは、歯磨き！ 虫歯・歯周病の原因は、歯垢に潜む細菌なので、歯みがきにより歯垢を除去してお口をケアすることがとても重要。
特に、睡眠中は唾液が出にくくなり、細菌が繁殖しやすい環境になってしまうので、寝る前の歯みがきはとても大切です。
みなさんも毎日、歯を磨いていると思いますがそれでも虫歯になることが有ります。
歯磨きの方法に誤りが無いか、歯磨きの方法について確認してみましょう。
歯磨きの基本
1か所を20回以上、歯並びに合わせて歯磨きを行うのですが、次の3つのポイントが大切です。
- 毛先を歯の面に当てる
- 軽い力で動かす
- 小刻みに動かす
ただし、歯ブラシだけでは落としけれない個所もあるので、デンタルフロスなどで歯と歯の間などのケアも忘れずにしましょう。
歯磨きのタイミングは？
歯が健康な状態であれば、食後すぐに歯磨きをした方がいいと言えるでしょう。
歯磨きをせずに放置すれば、虫歯の元である歯垢が歯に付着し、さらに放置すれば通常の歯磨きでは落とせなくなってしまうからです。
健康な状態であればとつけたのには理由が有り、「酸蝕症（さんしょくしょう）」にかかっている人が食後すぐの歯磨きをすることを、おすすめしない専門家もいるからです。 酸蝕症とは、主に食生活の変化が原因で、歯を覆うエナメル質が溶け出してしまう病気のことです。
酸蝕症の人が食後すぐの歯磨きを長期間続けた場合、歯磨きによって歯がすり減ってしまうことがあります。
酸蝕症は、虫歯ではないために自覚症状が少なく、自分では気づきにくい病気です。
自分に合った歯磨きのベストタイミングについては、歯医者さんで歯の状態を確認してもらい、アドバイスを受けるのが最も近道ですが、,30分～1時間経ち、お口の中が中和された状態で歯磨きをすれば、酸蝕症の方でも歯を傷つけにくくなります。
また、食後に口をゆすぐ、お茶を飲むなども、口内の酸化時間を減らすのに効果的です。
さいごに
「歯と口の健康週間」ということで、虫歯や歯の磨き方、そのタイミングについてお届けしました。
歯磨きも大切ですが、自己流で誤っている可能性もあるで歯医者さんにレクチャーを受けたり、定期的に診断してもらえばさらに良いと思います。
食事のあとは、歯磨き！ですが、時間や場所的にできないこともありますのでその際には水で口をゆすいだり、キシリトールガムをかんだりするという方法も有ります。
大切な歯を、しっかりケアしましょう。
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