鼻くそがたまるのは何故?指でほじるのはNG!除去方法は?
子供は鼻の穴が小さいので、チョット鼻水がたまったり鼻くそがたまったりすると呼吸がつらくなので、口で呼吸をします。
口呼吸をすると口の中は乾燥してしまい、本来ならば咳などで外に吐き出すべき空気中の菌などを取り込みやすくなってしまいます。
鼻くそがたまらなければ、鼻も詰まらず呼吸できるのですが何故、鼻くそは生成されてしまうのか、またその取り除き方について調べてみました。
鼻をほじるということは、鼻くそが出来ているということなのですが、そもそも鼻くそとは何のでしょう?
簡単に言うと、鼻水にホコリなどが鼻の中で固まったもの。
風邪などによって鼻に炎症が起きて、鼻水にバイ菌や血液成分が混ざって粘液状になったものが乾燥し固まったものが鼻くそになります。
通常、風邪などの鼻くそは黄色いのですが、濃い緑色の場合は何かしら炎症を起こしている可能性があります。
いずれにしろ、鼻くそはバイ菌の塊りなのです。
体は外部の不要な物質を体に取り込まない様に働くので、鼻くそは空気の悪い空間にいることでたまりやすくなります。
お部屋の掃除が不十分だったり、排気ガスなどの多い道を通ったりすることが多い人は、普段から鼻くそがたまりやすい状況と言えるます。
お部屋を清潔に保ち、空気の悪いところではマスクをするなどして、鼻くそがたまりにくい環境にすることが、鼻くその発生の予防になります。
その他に乾燥が鼻くその原因になることもあります。
鼻の中が乾燥すると鼻水が過剰に出ることがあるため、加湿も効果的な対策といえます。
また、鼻をいじりすぎると、鼻の穴の入り口付近の皮脂腺から出される分泌液が増えて、鼻くその原因につながります。
風邪を引いたり花粉症の人は、体内のウイルスや菌を排出するため、一時的に鼻水や鼻くそが多くなります。
気をつけたいのは、粘り気のある黄色い鼻くそが常に出てくる場合です。副鼻腔炎(蓄膿症)の可能性がありますので、その場合は耳鼻科を受信することをおすすめします。
出来てしまった鼻くその除去はどうしたらよいでしょうか?
直接、指で・・・というのはもちろんダメです。
鼻の穴の中はデリケートなため、指でほじる行為は爪などで粘膜を傷つけてしまう可能性があります。
鼻の中に傷があると、ちょっとしたことで鼻血が出やすくなってしまいます。
「チョコレートを食べすぎると鼻児が出る」と言われていますが、それはチョコレートは血管を拡張させる成分が入っているので、鼻の中にチョットしたキズがあると血管が破裂しやすくなって、結果として鼻血が出るということになるのです。
鼻くその対応は、綿棒を使った掃除がおすすめ。
鼻の穴の入り口から1cm以内を綿棒でなぞるだけで十分鼻掃除ができるます。
さらに効果的なのは、鼻うがいです。専用の洗浄液で鼻くその原因になる汚れを落とすことができるそうなので、こちらもおすすめです。
鼻をかむことが出来ない子供の場合は、鼻吸い機などで吸い取りましょう。
鼻くそが出来る理由は、鼻の粘膜にホコリなどの外部の物が絡まり固まったもの。
対策としては、部屋の清掃や汚い空気を取り込まないような対策をする事。
鼻くその除去は、指はご法度。鼻の中に傷をつけないように綿棒などを使用する。
また、小さい子には鼻吸い機を使うという方法もあります。
口呼吸をしないようにするためにも、鼻くそを除去して鼻の通りを良くするようにしましょう。